「ココイチ」の壱番屋、北海道の人気ジンギスカン店を買収

» 2021年01月18日 19時10分 公開
[ITmedia]

 「カレーハウスCoCo壱番屋」を展開する壱番屋は、北海道旭川市の人気ジンギスカン店「成吉思汗(ジンギスカン)大黒屋」(以下、大黒屋)を経営する大黒商事の全株式を取得し、完全子会社した。株式取得は2020年12月29日付。買収額は非公表。

phot 北海道旭川市のジンギスカン店「成吉思汗(ジンギスカン)大黒屋」のWebサイト

 大黒屋は観光客や地元客から支持される有名店で、現在は北海道旭川市で1店舗を運営している。

phot 「成吉思汗 大黒屋」はテイクアウトでもジンギスカンを販売している(大黒屋のWebサイトより)

 壱番屋によると、大黒屋創業者の織田賢児氏は多店舗展開の夢を持って経営を続けていたが、年齢を理由にその夢を壱番屋に託すことを決断したという。一方で、壱番屋も大黒屋の商品力や成長性の高さを感じ、子会社化に踏み切ったとしている。

 壱番屋は“ココイチ”をはじめとする外食事業を国内外で1480店展開している。独自のチェーン展開ノウハウを活用して、ジンギスカン店という新たな業態の開発と育成を目指す。

phot 株式取得の理由

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