住みたい街(自治体)1位は、市の中央に位置し主要な行政機関や大手デパートがあり、商業と政治の中心地である名古屋市中区だった。
2位は西部に名古屋を代表する繁華街と、東部に東山動植物園や平和公園などがある名古屋市千種区となっている。3位は、名古屋城下の武家屋敷が集まった地域で中日ドラゴンズの本拠地ナゴヤドームもある名古屋市東区という結果になった。
20年度調査は1回目の緊急事態宣言が発出する直前の3月中旬から4月上旬にかけて実施されている。コロナ禍での外出自粛やテレワーク化が進み、人々の価値観や関心が大きく変化した。東京の地価も8年ぶりに下落し、人々の住みよい街の定義も変わりつつある。今後新しい生活様式が提唱される中で、人々が望む生活はどう変化していくのか、注視される。
調査は2019〜20年度で、愛知県69自治体・476駅に居住する累計2万3023人の回答を「住みここち」として集計。また、20年度で名古屋都市圏の自治体に居住する累計1万389人の回答を「住みたい街」として集計した。
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