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20代が転職の際に魅力を感じる業界 2位「メーカー」、1位は?コロナの影響

» 2021年06月09日 09時45分 公開

 転職サイトを運営する学情(東京都中央区)は、20代に「転職における希望業種・希望職種」のアンケート調査を実施した。その結果、転職で魅力を感じる業界1位は、「IT・通信・インターネット」(34.0%)であることが分かった。

どんな業界が気になっているのか(画像提供:ゲッティイメージズ)

 新型コロナウイルス感染拡大前(2020年1月)の10.1%と比較すると、3倍近くの回答を集める結果となった。

転職の際に魅力を感じる業界(出所:リリース)

 理由として、「今後より伸びていく業界だと思う」「成長している業界でスキルを身につけたい」「ITの知識やスキルがあれば、どこに行っても通用すると思う」という声が寄せられた。2位は「メーカー」で14.5%、3位は「デザイン」と「その他」でともに10.9%だった。

 転職の際に魅力を感じる職種は、「企画・事務・管理系」が37.0%で最多。コロナ前(2020年1月)と比べ、6.0ポイントも増加した。次いで、「ITエンジニア系(SE・システム開発・インフラ)」が20.1%(コロナ前比7.0ポイント増)、「クリエイティブ系」15.8%(同1.2ポイント増)と続いた。

転職の際に魅力を感じる職種(出所:リリース)

 「ITエンジニアは、現在注目されている。安定した生活ができると思う」といった意見があった。学情は「テレワーク可能で臨機応変に働けそうな職種や、スキル習得が可能な職種への人気が高くなった」と指摘する。

 現在、転職にあたり準備していることの1位は、「転職サイト・転職イベントでの情報収集」で65.0%もの回答があった。次いで、「友人や家族への相談」が28.7%、「職務経歴書の作成」が27.7%と続いた。

転職にあたり準備していること(出所:リリース)

 コロナ禍で多くの業界が苦しむ中、ITや通信といった業界の伸長は、若者に魅力を感じさせたようだ。

 今回の調査は、同社が運営する20代専門転職サイト「Re就活」へのサイト来訪者を対象にインターネット上で行った。調査日は21年5月11日〜6月1日、有効回答数は303人。

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