EC中国首位のアリババグループが発表した「2020果実酒イノベーション動向レポート」は、2020年1〜11月、梅酒や果実酒などの低アルコール飲料が中国のアルコール市場の成長をもたらしたと指摘した。
主力消費者は「18歳から34歳の女性、特に大都市に住むホワイトカラーと1995年以降に生まれたZ世代」だという。
別のEC大手「網易厳選」も今年3月、同社サイトで女性の20年のアルコール飲料購入額が2000万元(約3億4000万円)以上増加したと公表した。
低アルコール飲料の勢いは21年に入ってさらに加速。アリババのECサイト「Tmall(天猫)」の「618セール」で、果実酒の流通総額(GMV)は前年比で100%、梅酒は同200%増えた。
セール期間の低アルコール部門売り上げランキングトップ3は「RIO(鋭澳)」「Miss Berry」「梅見」、7位にはサントリーの「ほろよい」が入った。
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