管理職経験がない人に、今後なりたいと思うかを聞いた。最も多かったのは「あまりなりたくない」で42.9%だった。管理職になりたいと答えた人が39.1%なのに対し、なりたくない人が計54.9%と上回った。
管理職に「頑張ってなりたい」「機会があればなりたい」と答えた人に理由を聞いたところ、1位は「自身の成長につながる」で78.7%、次いで「キャリアの幅が広がる」が72.2%、「給料が上がる」が67.7%だった。
管理職に「あまりなりたくない」「絶対になりたくない」と答えた人に理由を尋ねた。1位は「責任が重くなる」で68.6%、次いで「残業時間が増えそう」が50.8%、「自分にできる自信がない」が50.3%だった。「その他」の理由では、家庭との両立が不安だとする声が多く聞かれた。
職場に尊敬できる女性管理職がいるかを聞いたところ「いる」と答えた人は27.4%だった。また、尊敬できる女性の管理職がいるかどうかで管理職になりたい気持ちに影響があるかを聞いた。最も多かったのは「やや影響がある」で31.4%だった。
管理職に「頑張ってなりたい」と答えた人で「自分の職場に尊敬できる女性の管理職がいる」とした人の割合は40.0%だった。「機会があればなりたい」と答えた人では28.0%。また、管理職になりたくない派はいずれも30%以下で、モデルケースの女性管理職がいると自分も管理職を目指したいと思う割合が高くなることが分かった。
今回の調査は、「女の転職type」会員を対象に、インターネットで実施した。期間は21年6月4〜17日、有効回答数は864人。
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