在宅勤務で最も多い悩みは「健康面の不安」――そんな結果がコクヨの実施した在宅勤務に関するアンケート調査で分かった。
在宅勤務で悩んでいることについては「ある」が95.0%で、「ない」の5.0%を大きく上回った。
在宅勤務で悩んでいることの1位は「身体・健康」(32.8%)で、「集中力・メリハリ」(19.1%)、「空間・設備」(13.4%)と続いた。コクヨは「多くの人が体を動かす機会が減ることに不安を抱えていることが見て取れる」と分析する。
健康面における悩みの内訳は「体の痛み」(70.8%)が最も多く、「運動不足」(16.8%)、「目の疲れ」(8.0%)と続いた。回答者からは「腰や肩こりがひどくなった気がする」(20代男性)、「会社にいる時よりも長く椅子に座り続けるため、腰やお尻が痛い」(30代女性)、「移動が無くて楽だと思っていたが、動かな過ぎて運動不足を感じる」(40代男性)、「PCに向かっている時間が長いので目が疲れる」(50代女性)といった声が寄せられた。
在宅勤務で工夫していることは「仕事環境の充実」(40.7%)が最も多く、「体のケア」(22.2%)、「時間の使い方」(17.9%)と続いた。
在宅勤務のために購入したものとしては「デスク・チェア」(35.9%)や「PC・PC関連商品」(30.4%)が上位に入った。
今回の調査はコクヨのECサイト「KOKUYO Workstyle Shop」の会員を対象に、インターネット上で実施。調査期間は3月4〜31日で、週1日以上在宅勤務を行う20〜60代の男女440人から回答を得た。
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