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「焼きペヤングメーカー」開発秘話 クラウドファンディングで“個性”が大ヒット家電メーカー進化論(1/7 ページ)

» 2021年07月30日 07時00分 公開

 「ギガたこ焼き器」や「せんべろメーカー」、「焼きペヤングメーカー」など、家電量販店やホームセンター、ディスカウントストアの店頭に並ぶ家電の中でも、ひときわ個性的な家電を展開しているのが、東大阪市に本拠地を置く新興の家電メーカーである、ライソンだ。

 取り扱う家電は100品目以上。ホットサンドメーカーから首掛けタイプのワイヤレススピーカー、さらにアウトドア用品まで、ジャンルは広い。当初は海外工場から売れ筋の家電を仕入れて売る商社モデルで展開していたが、「ライソン発の、世界初をつくる。」をビジョンに掲げ、近年はほかにはないオリジナルの個性派家電を数多く生み出している。

 新興の家電メーカーとしての戦略と、アイデアあふれるものづくりの指針について代表取締役の山俊介氏に話を聞いた。

ライソン株式会社 代表取締役 山俊介氏。2004年にピーナッツ・クラブに入社。18年より現職
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