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パナソニックの“スピード開発”を後押し、Shiftall 岩佐CEOに聞く(後編)家電メーカー進化論(1/8 ページ)

» 2021年05月28日 07時00分 公開

 「Shiftall(シフトール)」の岩佐琢磨CEOは、2003年、新卒でパナソニックに入社。デジタルカメラ「LUMIX(ルミックス)」シリーズやデジタルレコーダー「DIGA(ディーガ)」シリーズのネット対応サービスの開発に携わった後、08年に「ナンバーワンかつオンリーワン製品」の開発を目指して、ハードウエアスタートアップ「Cerevo(セレボ)」を起業する。

 さらに18年2月にはCerevoの子会社として「Shiftall(シフトール)」を設立。同年4月には、Shiftall株式をパナソニックに売却し完全子会化したことで、パナソニックへ復帰を果たす。

 現在も独立したハードウエアスタートアップとして活動しながら、パナソニックの新規事業開発プロジェクトの多くにも関わっている岩佐氏。パナソニックの“新規事業創出マインド”をどのように醸成しようとしているのか、話を聞いた。(前編はこちら

Shiftall 代表取締役CEOの岩佐琢磨氏
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