キャリアチェンジをする際に困ったことについて尋ねたところ、「希望の条件に合う求人が少なかった」(25.7%)、「新しい業界・職種について学ぶことに苦労した」(25.2%)、「自分のスキルや経験をどうアピールしていいのか分からなかった」(23.1%)という結果になった。
この結果から仕事探しからスキル装着、自身の売り込みなど多岐にわたり課題を感じていること、さらに20代では、30代、40代の人と比較してこれらの課題を感じやすい傾向が見られた。
最後にキャリアチェンジに向けたスキルアップのために何をしたのか聞いたところ、「希望する業界の具体的な内容について、インターネットで情報収集した」(60.0%)が最も多く、「転職エージェント担当者などから情報収集した」(30.1%)、「友人などから情報収集した(21.0%)と続いた。このように、積極的に情報収集をしていたことが分かった。
一方で「スクールに通った」(12.2%)、「副業で取り組んでみた」(7.6%)」といったように、実務経験の機会を得るようなことに取り組んでいる人は多くないことも分かった。
調査は8月28日〜9月1日に実施し、コロナ禍でキャリアチェンジした20〜40代男女の正社員1320人から回答を得た。
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