ITツール比較サイト「STRATE」を運営するSheepDog(東京都品川区)は、全国の20〜39歳のアルバイト勤務の男性を対象に「正社員願望に関するアンケート」を行った。正社員になりたいと思うか聞いたところ、「なりたくない」と回答した人は全体の約47.00%に及んだ。
正社員になりたくない理由で最も多かったのは「アルバイト以外の活動(音楽・芸能・趣味など)がある」で18.00%、次いで「長時間労働をしたくない」が16.33%、「責任が増えるのが嫌」が11.67%だった。
30代男性アルバイトが正社員になりたくないと回答した理由を分析すると、最も多かったのは「長時間労働をしたくない」で20.67%、次いで「責任が増えるのが嫌」で15.33%だった。SheepDogは、「30代は最も仕事が忙しく、オーバーワークになりがちな年代のため、このような結果になったと推察する」とコメントした。
次に、20代男性アルバイトが正社員になりたくないと回答した理由を見ると、最も多かったのは「アルバイト以外の活動(音楽・芸能・趣味など)がある」で21.33%、次いで「長時間労働をしたくない」が12.00%という結果になった。SheepDogは、「20代は夢を叶えるべく活動をしている人が多い傾向があり、自身の活動とのバランスを考えてこのような結果になったと推察する」とコメントした。
20代、30代それぞれの正社員になりたくない理由を聞くと、年代により理由は異なる傾向が見られた。最近ではライフワークバランスを重視する考えも聞かれるようになり、人々が多様な選択をするようになっている。
今回の調査は、全国の20〜39歳のアルバイト勤務の男性を対象に、インターネットで実施した。実施日は21年10月15日で、有効回答数は300人。
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