請求書や領収書などは、メールにPDFが添付され届くことが多いだろう。ところが、検索機能の確保では、次の3つの要件を求めている。
なるほど、日付と取引先はともかく、PDFの中に記された金額はメールボックスを検索するだけでは分からない。「1万円以上の領収書を表示」というような検索ができなければいけないというわけだ。企業は、法改正される1月までに何らかの対応を求められることになる。
もちろん実務上の対処法はあって、例えば、PDFのファイル名を、「日付−取引先−金額」といった命名ルールに従って変更し、保存しておくという方法もある。または、Excelなどに日付と取引先と金額を記入し、それを索引としてファイル名が分かるようにするのもありだ。
しかし、これは書類を扱う担当者が少なく、確実にルールが徹底できないと運用できない。できれば、電子データを自動で管理してくれるSaaSサービスが求められるところだ。
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