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「お金を稼ぐために健康を犠牲にする」愚かさ 毎日イキイキと働くためにしたい“たった一つのこと”大愚和尚のビジネス説法(4/4 ページ)

» 2022年02月07日 09時00分 公開
[大愚元勝ITmedia]
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 それは、3日続けて夜10時に寝ること。

 簡単なことのようで、これがやってみるとなかなかできません。けれども、3日続けて夜10時に寝ると、心身疲労、脳疲労が劇的に回復します。すると朝早く、自然と目が覚めます。疲労が抜けていくので、自然と体を動かしたくなります。ストレスが軽減して、心が穏やかになります。自然と適量の食事で満足するようになり、暴飲暴食が止まります。さらに仕事や人間関係がうまくいくようになって、寝つきや睡眠の質が向上します。

 たった一つの行動がきっかけとなって、多くの課題を次々と解決する、好循環を生むのです。

 一つの行動を3日続けると習慣になります。そして習慣は、私たちの人格や人生までも左右します。「できない」とうそぶく前に、やろうとしてみてください。「本当に?」と疑うならば、ぜひやって、ご自身で確かめてみてください。

 疑うだけで確かめてみようとしない人は、それを「本当に知る」ことができません。知るだけで行動しない人は、それを「達成する」ことができません。

 どんな世界にも「成功者」と呼ばれる人がいます。自ら目標を掲げ、それを達成し続ける人。それが「成功者」です。成功者は、必ず健康に気を使います。なぜなら彼らは、「心身の健康」が目的を達成する上で最も優先すべき、基本的かつ重要な要素だと知っているからです。

 そして、成功者は必ず、知るだけでなく行動します。行動しやすい環境や仕組みをつくって、習慣化します。健康を保つ習慣を、保ち続ける工夫をしているのです。

著者:大愚元勝(たいぐ げんしょう)

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佛心宗大叢山福厳寺住職。株式会社慈光マネジメント代表取締役。慈光グループ会長。僧名「大愚」は、大バカ者=何にもとらわれない自由な境地に達した者の意。駒澤大学、曹洞宗大本山総持寺を経て、愛知学院大学大学院にて文学修士を取得。 僧侶、事業家、作家・講演家、セラピスト、空手家と5つの顔を持ち、「僧にあらず俗にあらず」を体現する異色の僧侶。

HPにて「お悩み相談」を受け付けているほか、YouTubeチャンネル「大愚和尚の一問一答」で国内外から寄せられた相談にも対応する。著書『苦しみの手放し方』(ダイヤモンド社)、『最後にあなたを救う禅語』(扶桑社)、『人生が確実に変わる 大愚和尚の答え』(飛鳥新社)など。


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