ワーキングマザーの37.9％が現在の働き方に不満 理想の働き方は？：5月8日は「母の日」

[ほしのあずさ，ITmedia]

　コンサルティングを行うマーケティングフルサポート（東京都渋谷区）が、5月8日の「母の日」を前にワーキングマザー657人を対象にした調査を実施した。その結果、4割近くが現在の働き方に不満を感じていることが分かった。また、仕事と子育てを両立しながら、仕事やキャリアに関連した勉強をしている人が約4割に上るという実態も見えた。

マーケティングフルサポートが「ワーキングマザーの実態調査」を実施した（画像はイメージ）

　現在の働き方に「満足している」「どちらかというと満足している」と回答した人は62.1％だった。一方、「どちらかというと不満である」「不満である」と答えた人は37.9％だった。

「現在の働き方についての満足度」結果（マーケティングフルサポート調べ）

　働き方別でみると、「満足している」「どちらかというと満足している」と答えた人は「フリーランス」が66.3％で最も多く、「どちらかというと不満である」「不満である」は、「パート社員」が最多（39.1％）だった。

「現実の働き方と満足度」結果（マーケティングフルサポート調べ）

　理想の働き方で最も多かったのは「在宅ワーク、リモートワークで働く」（21.0％）だった。次いで「家の近くで働く」（12.8％）、「仕事と家庭の両立ができる職場で働きたい」（11.9％）と続いた。

「ワーキングマザーの理想の働き方」結果（マーケティングフルサポート調べ）

　現在、仕事やキャリアに関連した勉強をしているかという問いに、36.2％が「はい」と回答。勉強している内容で最も多いのは「現在の仕事に直接関連した分野」（126人）だった。

「どんな分野の勉強をしているか」（マーケティングフルサポート調べ）

　調査は4月4〜12日にインターネットで実施した。