佐野ラーメンの味を東京に! 東京ラーメンストリートに初出店した「麺屋ようすけ」社長東京ラーメンストリートの舞台裏(5/5 ページ)

» 2022年06月04日 05時00分 公開
[武田信晃ITmedia]
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「毎日でも食べられるラーメン」目指す

 以上が田邉代表へのインタビュー内容だ。東京ラーメンストリートの運営を担う東京ステーション開発の営業開発部、笠井俊亮課長代理に麺屋ようすけを選んだ理由を聞いた。

 「『せたが屋』の前島社長の「ここうまいよ!」がきっかけです。われわれも現地で数件の佐野ラーメン店を回りましたが、その中でも突出して味全体のバランスと一杯の満足度が高いと感じました。田邉社長の人柄とラーメンへの考えに共感し、今回ご出店をお願いしました」(笠井課長代理)

『せたが屋』の前島司氏

 筆者も実際に醤油ラーメンを食べてみた。見た目は醤油には見えず、まるで塩ラーメンかと思うようなスープが特徴的だ。味はあっさりとしたスープで、麺はモチモチしている。チャーシューもとろけるようで、結局、スープも飲み干した。

 田邉代表は「毎日でも食べられるラーメン」を目指しているそうだが、その通りだと感じた。

 日常食であるラーメンに魅了された田邉代表は商品に対する強いこだわりを継承しながら、ご当地佐野ラーメンをさらに広げるため、未来を見据えている。

背脂生姜醤油ラーメン
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