――今回のコラボ商品を発売するビジネス的な狙いは何でしょうか。どんな背景と課題があったのですか。
キシリトールガムは1997年に発売され、当時の主流だった板ガムではなく粒ガムとして導入することで、若い女性にも食べやすいと評価されてヒット商品となりました。しかし、現在では若年層の間ではキシリトールの認知が進んでおらず、かつてヘビーユーザーだった30〜50代には離反層もいらっしゃいます。
シニア層は歯ぐきの健康に関心があるなど、ライフステージによってキシリトールに求められる価値が異なります。そのような背景から、現在はそれぞれに沿った製品とコミュニケ―ションを展開しています。
――その課題に対してどんな戦略を打ち出しましたか?
課題に対する戦略の柱の1つが、「Smile to Smile Project」です。「むし歯のない社会へ。」を掲げ、口もとから笑顔を届けてきたロッテ「キシリトール」は、毎日を彩るすてきな笑顔を大切にするために、という願いをこのプロジェクトに込めています。今年は「Good Teeth, Good Smile.」をテーマに本質的なキシリトールの価値を提案しています。
BTSデザイン商品は昨年から数回発売してきていて、そのどれもが大好評でした。BTSデザイン商品以外のキシリトールブランドも前年対比で伸長しております。今後は人々の外出も増えてくることで、ガムカテゴリーのニーズも高まってくるものと考えております。
――数回発売しているとのことですが、今回の商品の特徴は何ですか?
キシリトール×BTS 7 Scenesボトルは、パッケージにメンバーソロカットとガムの喫食シーンをイメージしたイラストを組み合わせ、キシリトールガムを噛みたい7つのシーンを提案しています。さらにメンバー全員の集合カット2種類を加えた全9種類のデザインにしました。
ガムはスウィーティ、ピーチ、マスカット、グレープ、オレンジ、ライチ、ベリーの7種類のアソートタイプ。ミントが苦手な方でも食べやすいフルーツ味にしてあります。
キシリトール×BTS<ソーダ> は、スタイリッシュな縦組みのパッケージデザインは全7種類で、7つ並べると「XYLITOL」の文字が完成します。シトラス調のアクセントと炭酸感のある爽やかなソーダ味でリフレッシュにぴったりです。
商品は、どちらも数量限定となります。 ランダムでガムにハートをプリントしていまして、運が良ければ出会える設計にしました。
――今後もBTSとのコラボは続けていくのでしょうか?
7月25に公開したWEBのCM「XYLITOL×BTS Smile Special Movie Season2」では、映像の最後に本シリーズの新展開が明らかになるシーンが映し出されています。
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