電気自動車にどんなイメージがあるかを聞いてみると、「ポジティブ」なイメージが53.6%、「ネガティブ」なイメージが46.4%だった。「ポジティブ」なイメージの方が若干上回る結果となっている。
「ポジティブ」なイメージには、「脱炭素に貢献」「排気ガスが出ないので地球環境によい」といった回答が多かった。他には「将来性がある」「これから主流になる」などの意見も挙がっている。
一方、「ネガティブ」なイメージでは、「まだインフラが整っていない」「家庭用の充電設備がなく、設備にコストがかかる」といった環境や整備が不十分な点を挙げた人が多かった。他には、「車両価格が高い」「電気代がかかる」「コスパが悪い」といった費用負担面で良くないイメージを持つ意見が出ている。
今回の結果を踏まえ、ナイルは以下のように分析した。
「電気自動車は欲しいけれど、『維持するのが大変』というイメージを持つ人も少なくなく、そんな状況が電気自動車は高いという印象を生み出しているとみられる。今後、価格帯を抑えた電気自動車が増え、環境も整っていけば、自動車ユーザーにとって買いやすい状況となるかもしれない」
調査は、自家用車を持つ全国の男女5333人を対象に、調査ツールFastaskを使用して実施した。調査期間は8月29日〜9月5日。
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