マーケティングリサーチなどを手掛けるアーキテクト(東京都港区)は、自社が運営する調査サイト「タレントパワーランキング」で「人気YouTuberランキング」を発表した。1位は「ヒカキン」、2位は「ハラミちゃん」、3位は「はじめしゃちょー」という結果に。
1位はYouTuberのパイオニアとして知られる「ヒカキン」(パワースコア21.6)が獲得した。同氏は4つのチャンネル(『HIKAKIN』『HikakinTV』『HikakinGames』『HikakinBlog』)を運営していて、投稿動画の総アクセス数は150億回以上、チャンネルの登録者数は計1800万人以上を誇る。
ゲーム実況・商品紹介・検証系・ビートボックスなど動画のジャンルも幅広く、あらゆる層からの支持を得ている。
2位は、2019年から本格的にYouTubeでの活動を始めたポップスピアニスト「ハラミちゃん」(同19.2)だった。即興演奏を得意としており、東京都庁・仙台空港といったピアノを設置している場所でストリートピアノを演奏。その様子を動画にしたことでブレイクした。動画の総再生数は4億回以上を達成している。
20年にはアルバム『ハラミ定食〜Streetpiano Collection〜』をリリースし、ビルボード週間総合ランキング1位を獲得している。
3位には「出したいときにテキトーに動画を上げる」という自由なスタイルでチャンネルを運営している「はじめしゃちょー」(同14.5)がランクイン。実験系から体を張ったネタ、ドッキリ系など幅広い内容の動画を投稿しており、チャンネル登録者数1000万人を突破している(8月現在)。
15年には『740人だるまさんが転んだ』でギネス記録を取得。22年になってからもタリーズコーヒージャパンと『トムとジェリー』とのコラボの際に記者発表会に登場したり、ポケモンカードゲーム・グラニフとのトリプルコラボプロジェクトを展開したりするなど、企業とのタイアップも多い。
続く4位は「リュウジ」と「ヒカル」(同8.4)、6位は「フィッシャーズ」(同8.0)、7位は「水溜りボンド」(同7.6)、8位は「東海オンエア」(同7.5)という結果になった。
ヒカルは売上高100億円を超えるYouTubeエージェントサポートなどを手掛けるGUILD(東京都中央区)の取締役を務めていて、ジョイフルとのコラボ商品も手掛けている。9月30日には初の著書となるビジネス・自己啓発書『心配すんな。全部上手くいく。』(徳間書店)も発売する予定で、実業家としても注目を集めている。
タレントパワーランキング調査は2月、5月、8月、11月の年4回、Web調査とFAX調査で実施されている。調査対象は、一都三県在住の10〜50代男女を5歳刻みで各50人、60代男女を各50人、サンプル総数1100人。今回は5月度調査のデータをもとに、ランキングを作成した。
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