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» 2022年09月29日 08時30分 公開

食品トレーやめて、鶏肉をそのまま袋詰め 当初は心配する声もあったサミットの取り組みが支持されたワケ収納・持ち歩きに便利と話題(2/3 ページ)

[ITmedia]

担当者に話を聞いた

――「ノントレー包装」はいつから、どういった経緯で開始したのですか?

白鳥: 2009年11月から、サミット府中西原店で「ノントレー包装」のテスト販売を開始しました。09年は環境問題への注目が高まり、各地でごみ袋有料化が始まった時期でした。ごみ袋有料化に伴う家庭の負担を少しでも軽減するために、かさばる食品トレーの廃止を実施しました。

 また、「ノントレー包装」の導入で、ごみ排出量、二酸化炭素排出量削減にも結び付けたいと考えています。

サミット かさばる食品トレーを廃止(画像はイメージ、提供:ゲッティイメージズ)

――テスト販売では、どういった商品を対象に「ノントレー包装」を導入したのですか?

白鳥: 現在は鶏肉だけで実施していますが、導入当初は豚肉の薄切りや牛ステーキなどでも導入していました。しかし、お客さまから「豚肉の薄切りは商品がつぶれてしまい見栄えが良くない」「牛肉のステーキなどサシが入った商品は、脂がフィルムについて中身が見えにくい」などのご指摘を多くいただきました。牛肉、豚肉に関しては、鶏肉と比較して売れ行きに対しても良い影響が少なかったため、廃止しました。

サミット 豚肉は袋詰めすると見栄えが悪いため食品トレーで販売
サミット 牛肉も脂で中身が見えにくいため、食品トレーを使用したほうが良いと判断

――導入に際して、何か課題はありましたか?

白鳥: 見栄えが心配でしたね。袋に入っているので、売り場の中で商品が埋没してしまう可能性もありました。液漏れの心配もあったため、陳列方法の見直しなどを徹底していました。「ノントレー包装」の場合、並べ過ぎると乱雑とした印象になってしまいます。食品トレーほど積めないため小まめに商品を補充する必要があり、作業効率を高めるために話し合いを重ねました。

サミット 陳列は並べ過ぎに注意した

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