「今、世間で盛り上がっているアナログゲームっていったいなんなの?」を知りたい人は、まずはゲームマーケットに足を運んでみることをオススメする――。
前回の記事でそのような話を紹介したが、「アナログゲームビジネスの今」がギュギュっと詰め込まれている「ゲームマーケット2022秋」(10月29〜30日)が東京ビッグサイトで開催される。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、開催中止や規模縮小を余儀なくされてきたが、今回は過去最大規模での開催となる。展示ブースでは、作品を体験できる「試遊卓」が復活するなど、以前のような盛り上がりが期待されている。
外出制限をきっかけにアナログゲームに関心を寄せる人が増えてきたが、そうした人たちにとって初めての“フル規格”ゲームマーケット体験となるはずだ。ゲームマーケットを有効に活用したい“初見さん”だけではなく、ベテランさんにも役に立つ「ゲームマーケット活用術」をゲームマーケット事務局長の刈谷圭司氏にレクチャーしてもらった。
刈谷氏は事務局長を10年間に渡って務めてきたが、今回のゲームマーケットを最後にその座を退くことになった。携わってきたイベントへの思いだけではなく、事務局長を引き継ぐことになったアークライト社の草野彰宏氏(ボードゲーム事業部 事業部長)にも、今後の抱負を聞いた。
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