消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
情報通信サービスのマイボイスコム(東京都千代田区)は、宅配ピザチェーン店に関する調査を実施した。その結果、直近1年の宅配ピザ利用率は3割弱となり、利用する際に「価格」(45.6%)を重視する声が前回調査(2019年)より増加したことが分かった。
直近1年間における宅配ピザチェーン店の利用頻度を聞いたところ、1回以上利用した人は3割強であることが分かった。若年層で高い傾向にあり、10〜30代の女性では5割前後となった。また、「この1年間では利用していない」は41.7%と、過去調査に比べ増加傾向にあることが見てとれる。
利用場面としては、「家族といるとき」(58.1%)、「ピザが食べたくなったとき」(48.8%)という声が多く、「家でゆっくり過ごす」「大勢で集まる」「クーポンがあるとき」「食事の準備・片付けの時間がない・面倒」が2割前後となった。
宅配ピザチェーン店を利用しない人からは、「1枚のサイズが大きいのでもう少し小さめのサイズを増やしてほしい、サイドメニューも増やして欲しい」(40代男性)、「たまにカットがものすごく不均等なときがあり、雑さを感じることがある」(20代女性)といった声が寄せられた。
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