通信教育を手掛けるユーキャン(東京都新宿区)は、全国の20〜60代の男女を対象に、「学びや資格取得に関する意識調査」を実施した。2023年に武器になる資格を聞いたところ、1位は「ファイナンシャルプランナー(FP)」(18.7%)だった。
「ファイナンシャルプランナー」は、「武器になる資格」の調査を実施した10年間で1位に6回、2位に4回と、最も多く選ばれた資格でもある。
2位は「行政書士」(12.7%)、3位は「TOEIC(R)テスト」(12.4%)、4位は「簿記」(12.2%)、5位は「マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト(MOS)」(11.4%)だった。
1位の「ファイナンシャルプランナー」を選んだ人からは、「お金の知識は一生涯役に立つから」(32歳男性)、「今後の資産形成に役立つと思ったから」(52歳男性)、「お金の面での不安はこの先さらに増えそうだから」(49歳男性)などの声が聞かれた。
2位の「行政書士」は、10年間の調査で初めてランクイン。独立開業も目指せる法律系の専門資格であり、「取得難易度が高くて希少価値があることと、専門職に就かなくても生活に役立つため」(29歳女性)、「きちんと知識を得られそうだから」(30歳女性)など、専門性の高さが武器になるという意見が多い。
ランキングの全体を見ると、6位の「ケアマネジャー」や8位の「介護福祉士」といった介護や福祉に関する資格がランクインしている。「介護が必要な人はこれからも増え続けていくから」(46歳男性)、「介護はこれからの課題だと思うから」(43歳女性)など、これからの社会的な必要性を考えて選択したという声が聞かれた。
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