日本生産性本部が発行する『レジャー白書2022』によれば、21年の登山の参加人口は440万人。19年までは700万人前後で推移していたが、コロナ禍で落ち込みが目立つ。
そんななか、国内トップシェアの登山地図GPSアプリ「YAMAP(ヤマップ)」は、340万件のダウンロード数(22年12月初旬現在)と12万強の有料会員数を誇り、MAU(マンスリー・アクティブ・ユーザー、約60万)に対する有料会員率は約20%。アプリの有料会員率は、一般的な成功事例が3〜5%といわれているため、ヤマップの水準はかなり高い。
売上高も年々拡大しており、第9期(21年7月〜22年6月)は12億2188万円に。前年比159%を実現している。
ニッチな領域かつ、登山人口が減少しているなか、なぜ事業が成長しているのか。アプリを運営しているヤマップ社の春山慶彦CEOに聞いた。
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