老後資金についての考えを尋ねると、「不安を感じている」「やや不安を感じている」を合わせ、不安と答えた人は65.6%となった。特に女性は不安を抱いている傾向が見られ、50代女性の82.0%が不安を感じていた。年齢が低くなるにつれて、不安が見られた。
老後資金で具体的な不安点を聞いてみると、「介護・医療費の負担」(58.7%)、「年金が少ない/減らされるかもしれない」(56.1%)、次いで「何歳まで生きるかわからないから」(44.1%)が上位を占め、長寿リスクを感じていることが分かった。
老後の資金のために活用しているものを尋ねると、「定期預金・普通預金」が61.9%と最も多くなった。「投資信託」「株式投資」などの投資活用は約4割に留まった。また、「全く考えていない・やっていない」と回答した人は22.5%だった。
投資に対する印象や考え方について聞いてみると、「リスクがある」「よく分からない」「怖い・損をしそう」など、投資を専門性の高い分野として認識するがゆえのネガティブな反応が、ポジティブな反応を上回る結果となった。
調査は、50〜70代の男女1000人を対象にインターネットで実施した。期間は11月11〜14日。
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