消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化──このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
キーボードアプリ「Simeji」を提供する中国バイドゥの日本法人(東京都港区)は、「Z世代が選ぶ!! 好きなディズニーアニメ映画TOP10」を発表した。1位は『アナと雪の女王』だった。2位には『塔の上のラプンツェル』、3位には『美女と野獣』がそれぞれ選ばれた。
1位の『アナと雪の女王』は、アニメーション映画として世界累計興行収入の歴代1位と2位を独占し、主題歌である『Let It Go』は世界中で歌われ一大ブームを巻き起こした。
選んだ人からは「アナとエルサみたいな姉妹に憧れる」「家族愛がメインで恋をあまりしない自分でも共感するところが沢山あったりして面白い」「映像が綺麗すぎ」などの声が聞かれた。固く閉ざされていたエルサの心の変化がドラマチックに描かれ、「ありのまま」で自分らしく生きるキャラクターの力強さと、愛情深い姉妹の姿に惹かれるZ世代が多かった。
2位の『塔の上のラプンツェル』は、従来のプリンセスとは少しイメージが異なり、自らが悪者に立ち向かって戦ったり仲間を助けたりと明るく活発な一面もあり、新たな世界へ踏み出す「勇気の素晴らしさ」が描かれた作品だ。
選んだ人からは「キャラクターとストーリーが好き」「生き方が好き」「グラフィックがきれいすぎる」「小さい頃にラプンツェルになりたかった」などの声が挙がった。またストーリーだけでなく、「衣装と髪の毛の能力に憧れる」「髪の長い生活が新鮮でおもしろい」「長い髪が綺麗」と、髪型やファッションにも憧れを抱き、真似をするZ世代もいるようだ。
3位の『美女と野獣』は、本当の美しさとはなにかを問う、恐ろしい風貌の野獣と心優しく美しいベルの純愛を描く物語。1991年に公開されてから現在まで愛され続けており、2017年には実写化され、エマ・ワトソンが演じたベルの美しさにも注目が集まった。
選んだ人からは「他のプリンセス作品と違い、友情×恋愛みたいな感じで好き」という声が聞かれた。
4位以下は『トイ・ストーリー』『リメンバー・ミー』『ズートピア』『くまのプーさん』『ベイマックス』『モアナと伝説の海』『シュガー・ラッシュ』だった。
調査は、10〜24歳の男女を対象にインターネットで行った。期間は1月13〜30日、有効回答数は585人。
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