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「適正に評価されているなあ」 30代の転職者がそのように感じる企業ランキング 「人事評価の適正感」トップ20(4/5 ページ)

» 2023年06月15日 08時00分 公開

「完全歩合制」は働きがいにも直結

 保険業界に共通しているのは、「完全歩合制」「フルコミッション」などのキーワードです。個人事業主として働く保険営業の仕事にみられる報酬形態で、貪欲に成果を追ったり個人の成長を重視したい人には納得しやすい評価制度と言えます。働きがいにもつながっていることが社員クチコミからうかがえました。

 一方、契約を取れないと収入にならない厳しさもあります。収入の変動幅が大きいことを受け入れられるかどうかは人それぞれ。今回ランクインした生命保険3社の「待遇面の満足度」は3点台、NPSスコアは5〜6点台と比較的低い結果になりました。

「完全歩合制」は働きがいにつながる人も(提供:ゲッティイメージズ)

 「世の中、会社に貢献した結果が報酬として評価されることで、お客さまに対してはもちろん、自分自身が仕事をする上でのモチベーションにつながっている」(プルデンシャル生命保険、営業、男性)

 「お客さまへの貢献度がそのまま自分自身への報酬へとつながります。(キャリア開発を)自分自身で考えることができ、個人事業主として働くため成長できることは間違いありません」(プルデンシャル生命保険、営業、ライフプランナー、LP、男性)

 「(評価制度は)完全実力主義なので分かりやすい」(ソニー生命保険、営業、ライフプランナー、男性)

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