C+と言えば、最初に登場した超小型モビリティのC+Podも今年、ブレーキ性能のリファインを実施して万人により運転しやすい仕様へと進化している。テスラほど自由奔放ではないが、トヨタも激変の自動車業界で存在価値を維持すべく試行錯誤を繰り返しているのだ。
現在は100年に一度のクルマの大転換期と言われる。われわれドライバーもここまでは快適さ手軽さを享受してきたが、これ以上の運転レベルの低下は避けたいものだ。すべてのドライバーに運転の責任感を高めてもらうには、どういう施策が有効か、考える必要があるのではないだろうか。
芝浦工業大学機械工学部卒。日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員。これまで自動車雑誌数誌でメインライターを務め、テスターとして公道やサーキットでの試乗、レース参戦を経験。現在は日経Automotive、モーターファンイラストレーテッド、クラシックミニマガジンなど自動車雑誌のほか、Web媒体ではベストカーWeb、日経X TECH、ITmedia ビジネスオンライン、ビジネス+IT、MONOist、Responseなどに寄稿中。近著に「ロードバイクの素材と構造の進化(グランプリ出版刊)、「エコカー技術の最前線」(SBクリエイティブ社刊)、「メカニズム基礎講座パワートレーン編」(日経BP社刊)などがある。
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