満足度が高い国内空港 3位「新千歳」、2位「羽田」、1位は？（2/3 ページ）

[コネムラメグミ，ITmedia]

満足度への影響はどのくらい？

　「ターミナルビル設備」「チェックイン／手荷物対応／保安検査」「商業店舗」のうち、総合満足度への影響度は「ターミナルビル設備」（51％）が最多となった。以下「チェックイン／手荷物対応／保安検査」（29％）、「商業店舗」（21％）と続いた。

総合満足度を構成する要素

不足感を感じる設備は？

　空港内の設備について、3割以上の旅客がなんらかの不足感を感じていることが分かった。具体的には「出発ロビーのベンチ・ソファ」が最多となり、2位は「搭乗ゲート付近のベンチ・ソファ」だった。この2つはどの年代層でも上位を占め、手続きや搭乗までの待ち時間などで使用できなかったという旅客が多いことがうかがえた。

「数が少ない／広さが足りない／使いにくい」と感じた設備　トップ5

　「電源コンセント／充電コーナー」は全ての年代で3位にランクイン。目的別でも、プライベート利用旅客で3位、ビジネス利用旅客でも「喫煙所」に次ぎ4位となった。フライトまでの待ち時間にスマートフォンやパソコンなどを充電したい、充電しながら使用したいという旅客も多かった。空港内での長い滞在時間を快適に過ごせるような設備環境が重要な要素となっているようだ。