近年、多くの空港が物販や飲食などの非航空系事業を強化している。土産物店やコンビニなどの「物販店」を利用した旅客は到着時では20%だが、出発時では57%だった。一方「飲食店」の利用は出発時で37%、到着時で16%となり、空港内の飲食店を利用する旅客はあまり多いとはいえなかった。
空港内の飲食店に対する満足度評価を見ると、「価格」と「待ち時間」に関する評価が低い傾向にあった。今後拡充してほしい飲食店は「カフェ・甘味処」(18%)、「ファストフード/ハンバーガー店」(17%)、「うどん・そば店」(13%)、「ラーメン店」(12%)が上位を占め、待ち時間が短く低価格である飲食店のニーズが高いことがうかがえた。
調査は6月上旬にインターネットで実施した。有効回答数は大規模空港部門5324人、中規模空港部門2265人。
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