昨今、SDGsに対して企業だけではなく消費者からの注目も高まっている。ブランド総合研究所が、国内有力企業のSDGsの取り組みを消費者視点で評価する「企業版SDGs調査2023」を実施した。消費者が選ぶ「SDGs評価が高い企業」トップ3は……?
SDGsへの取り組みについて、最も評価されている企業は「トヨタ自動車」(26.3点)で、4年連続1位となった。評価別に見ると、SDGsに「本格的に取り組んでいる」という回答は17.6%と全社の中で最も多かった。
2位は「サントリー」で前年の5位から3つランクを上げた。「本格的に取り組んでいる」が14.3%と前年より1.5ポイント増加し、SDGs評価は22.8点と前年より1.9点の上昇となった。3位は「イオン」で昨年の2位から1つランクダウン。SDGs評価は22.2点だった。
4位は「味の素」で21.3点。前年の17.7点より3.6点増と、290社の中で最も伸びが大きく、「取り組んでいない」と否定的な回答はわずか4.4%だった。同社は味の素スタジアムで「ごみ拾いはスポーツだ!」などのイベントを行うなど、消費者参加型の取り組みを積極的に展開している。
290社のSDGs評価の平均は12.1点で、前年の13.6点より1.5点低下した。
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