今後ヒットが予想されるアウトドア系のクルマとしては、2024年末に日本でも発売と言われているジムニーシエラの5ドアが挙げられる。3ドアの人気も依然として高いが、より広い室内空間を持つ5ドアは、アウトドアでの使い勝手が高まりそうだ。
4人乗りではあるが実用性も高まることで、幅広いユーザーを獲得できそうだ。しかし3ドアに対してあまり価格が上昇してしまうと人気も限定的となってしまうだろう。
ジムニーは軽自動車だから維持費の安さもあって人気だが、ジムニーシエラも合わせれば毎月6000台弱が売れている人気車種だ。
コスパ優先というアウトドア系ユーザーには、スズキ・エブリイのような軽バン/軽ワゴンが支持されている。軽貨物車として宅配事業にも引っ張りだこのクルマだが、DIYで車中泊仕様にしたり、リフトアップしてオフロード仕様にしたりして楽しむオーナーも増加中だ。
軽トラックも同様に、キャンピングカーに仕立てるだけでなく、オフロード性能の高さを強調するカスタムも人気がある。以前はボディカラーも白しかなかったようなカテゴリーだが、最近はシルバーに加えて鮮やかなメタリックカラーもバリエーションに加えられている。キャビンを延長してリクライニングを可能にするなど、自動車メーカーもこのところ軽トラの充実化には積極的だ。
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