2025年、取っておくと武器になると思う資格とは――。通信教育事業などを手掛けるユーキャン(東京都新宿区)が20〜60代の男女400人に調査した。
2025年、役立つと思う学びのジャンルについて、1位は「IT・情報処理」で23.5%に上った。2位は「投資・金融」(20.0%)、3位は「AI・ロボット」(19.5%)と続いた。AI活用事例の増加も含めたデジタル化の進展、円安・物価上昇による経済不安といった昨今の社会情勢が反映される結果となった。
取っておくと武器になると思う資格の1位は3年連続で「ファイナンシャルプランナー(FP)」(14.2%)となった。2位は「簿記」(13.0%)、3位は「電気工事士」(12.8%)と続いた。
「ファイナンシャルプランナー」と回答した人からは「資産形成に役立つと感じているから」(30代女性)、「生活に直結して役立ちそうだから」(60代女性)といったコメントが寄せられた。
今後新たな資格を「取得したい」とした人は合わせて57.5%に上った。内訳は「とても取得したい」が20.5%、「どちらかというと取得したい」が37.0%となった。
リスキリングや学び直しについて「必要性を感じる」「どちらかというと必要性を感じる」と回答した人は53.9%に上った。理由は「社会状況に合ったスキルが求められると感じているから」(40代男性)、「過去に習得した技術でも日々、進化していたりするから」(40代女性)といった声が集まった。
「以前から継続して学んでいることがある」と回答した人は21.5%を占めた。「新しいことを学んでいる」とした12.8%と合わせると、約3割が何かしら学習に取り組んでいることが明らかになった。
調査は10月16〜23日にインターネットで実施した。
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