他責のバグを面接で見極めるには、あえて不快な記憶に触れる「ストレステスト」となる質問が必要だ。
「これまでの職場で、どうしても合わないと感じた人や嫌いな人はいましたか? その理由と、その人と仕事をする上であなたが意識していたことを教えてください」
この問いは、単に対人関係の傾向を探るためのものではない。
「不都合な状況において、思考のベクトルをどこに向けるか」という、その人の思考の基礎体力となる、以下の3点を測るための問いだ。
嫌いな人の話をするとき、モンスター傾向のある人は、過去の怒りを今この場で再現させてしまう。感情の整理ができる人は、嫌いな人に関する話でも、その状況を客観的な「事象」として淡々と話すことができる。
仕事上の問題対処において、例えば「上司に何度も文句を言った(上司に感情をぶつける)」「相手を無視した」などというのは、自分の影響の輪(範囲)を超えたところで“対処を相手に求めている”だけであり、物事が改善するための思考や行動にはなっていない。
さらにその点において内省もない場合、入社後も「自分以外の理由で仕事が進まない」という停滞を生むリスクがある。
他責のバイアスがかかっている人ほど、嫌いな相手を単なる「無能な悪魔」という低い解像度でしか捉えられない傾向がある。自責で思考できる人は「なぜその人と合わなかったのか」を検証し、相手の立場や組織構造などから多角的に分析しようとする。相手の解像度が低いということは、建設的な問題解決の思考を持てていないということだ。
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