ITmedia デジタル戦略EXPO 2026 夏では、各分野の第一人者や企業の現場でビジネス変革に取り組むリーダーの声を通じて、経営×IT×現場のコラボレーションで全社変革を進めるヒントをお届けします。
AIを活用したデジタル戦略が必須となる中、ダイハツ工業や旭化成、NOT A HOTELなどビジネス変革に取り組む企業の「当事者の声」を通じて、現場のリアルな課題解決方法を探ります。視聴登録はこちらから。
SaaSツールの多機能化が、かえって現場の負担になっているかもしれない。マーケティング支援会社のシナジーマーケティング(大阪市)によると、現在利用しているSaaSツールの機能評価について、「オーバースペック状態にある」が39.2%に上った。一方、「機能が不足している」は14.0%にとどまった。
オーバースペックと回答した人の内訳は、「半分以上の機能は使っていない」が22.0%、「ほとんど使いこなせていない」が17.2%だった。
ツールの操作方法を調べたり、使い方が分からず悩んだりする時間については、「毎週ロスがある」が58.0%を占めた。「1〜3時間未満」が15.6%、「3〜5時間未満」が5.2%と、週1時間以上のロスを抱える層も20%を超えた。
業務効率化のために導入したツールが、現場では「調べる」「探す」「迷う」時間を生み出していることがうかがえる。
同じツールでも、ツール導入や更新の判断に関与する決済層と、実際に運用する現場層とでは評価が大きく異なった。決裁層では30.3%が「機能不足」と感じる一方、現場層では44.6%が「オーバースペック」と回答した。
また、決裁者のツールの見直し意向は計81.8%に上り、内訳は「未着手」が56.1%、「具体的に検討中」が25.8%だった。見直しが進まない背景について、同社は「移行コストや工数だけでなく、決裁者と現場の評価軸のずれも影響している」と分析した。
調査は、MA・CRM・SFAなどのSaaSツールを業務で利用する250人を対象にインターネットで実施した。調査日は2025年12月25日。
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