いまや「給与」だけでは選ばれない 働く人が会社選びで重視する意外な条件(1/5 ページ)

» 2026年07月09日 07時00分 公開

ダイハツ、旭化成、NOT A HOTELなど登壇:
無料セミナー「ITmedia デジタル戦略EXPO 2026 夏」開催!

photo

ITmedia デジタル戦略EXPO 2026 夏では、各分野の第一人者や企業の現場でビジネス変革に取り組むリーダーの声を通じて、経営×IT×現場のコラボレーションで全社変革を進めるヒントをお届けします。

AIを活用したデジタル戦略が必須となる中、ダイハツ工業や旭化成、NOT A HOTELなどビジネス変革に取り組む企業の「当事者の声」を通じて、現場のリアルな課題解決方法を探ります。視聴登録はこちらから。


  • 開催日:7月8日(水)〜8月5日(水)
  • 形式:オンラインセミナー
  • 参加費:無料

 働く人が「今の会社を辞めたい」と考える理由が変化している。人材サービスのランスタッド(東京都千代田区)の調査によると、転職を考えている人が挙げる理由では、これまで1位だった「不十分な報酬」を抑え、「ワークライフバランスの改善」がトップとなった。

(※)インターネットを使った調査で、18〜65歳の学生・就業者・非就業者が回答(4464人)。調査期間は2026年1月。

photo 退職理由の1位に「ワークライフバランス」が浮上(画像はイメージ、提供:写真AC)
photo 退職理由のランキング(画像はランスタッド提供、以下同)

 前年と比較すると、報酬は32%から31%への1ポイント減、ワークライフバランスは30%から33%への3ポイント増にとどまり、数値の変化そのものは大きくない。順位が入れ替わったのは、他の要因との差が縮まったためだ。

photo 退職理由ランキングの変化

 ランスタッド広報部長の斎藤潤子氏は「価値観が多様化し、給与さえ高ければ、ほかの条件は我慢するという考え方が通用しなくなってきている」と語る。

 ただ、給与の重要性が低下したわけではない。「理想の企業に求める条件」の1位は依然として「給与と福利厚生」だ。

photo 理想の企業に求める条件では「給与と福利厚生」がトップ

 さらに、同社が毎年実施している別の調査でも、2025年の就職先選びで重視する項目では、ワークライフバランスが報酬を上回った。複数の調査で同様の傾向が確認されており、斎藤氏は「一過性の変化ではない」と指摘する。

 こうした変化が一時的なものではないとすれば、企業側も働き方の見直しを迫られることになる。ワークライフバランスについて、企業はこれまでどう向き合ってきたのか。そして、働き手が本当に求めているものと一致しているのか。

       1|2|3|4|5 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アイティメディアからのお知らせ

SaaS最新情報 by ITセレクトPR
あなたにおすすめの記事PR