男性が日傘を差す姿は、もはや珍しくなくなった。フリマアプリ「メルカリ」における「メンズ日傘」(晴雨兼用含む)の購入者数は、2025年7月に前年同月比61.0%増と伸長し、直近の2026年5月も同16.0%増と前年を上回るペースで推移している。
メルカリにおいて、メンズ日傘の取引は例年7月にピークを迎える。2025年7月の購入者数はレディースの伸び率(前年同月比7.0%増)を大きく上回った。2026年も本格的な夏を迎える前の4月(同18.0%増)、5月(同16.0%増)時点で購入者数が増加した。
メルカリは「毎年の猛暑が続く中、男性の日傘需要は年々高まり、購買の早期化が進んでいる」とコメントした。
2026年1〜5月の購入者を年代別に見ると、最多は「40代」(34.6%)で、次いで「50代」(27.6%)、「30代」(17.9%)と続いた。前年同期から割合を伸ばしたのも40代(31.7%→34.6%)だった。メルカリは「ミドル層のビジネスマンを中心に、日焼けや熱中症対策としての実用的な利用が浸透している」とみている。
人気ブランドランキングの1位は「mont-bell」、2位は「Wpc.」、3位は「Coleman」という結果に。アウトドアブランドや、UVカット・軽量など機能性に優れたブランドが支持を集めた。メンズ日傘の取引は約95%が折りたたみ傘に集中しており、涼しさや持ち運びやすさといった実用性が重視されている。
日傘の需要は、子どもにも波及しつつある。メルカリでの「日傘 子ども」の検索者数は、2023年7月から2025年7月までの2年間で約5.4倍に拡大した。直近の2026年5月も前年同月比2.5倍で推移している。熱中症対策として小学生に日傘を配布する自治体もあり、子どもの日傘需要は今後も拡大する可能性がある。
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