まずは両者の決算から見ていきたい。
ドトール・日レスHDの2026年2月期の連結決算は、売上高が1591億円(前期比7%増)、営業利益が101億円(同6%増)、純利益が72億円(同5%増)となった。
季節限定のドリンクや新商品など、付加価値を高めた高単価商品の売れ行きが好調で、客単価が上昇した。グループが運営するパスタ店「洋麺屋五右衛門」は、既存店が順調に推移し、店舗増も伴って売上高が前期比14%増と大きく伸びた。
卸売り事業では、インスタントコーヒーやドリップコーヒーがコンビニやスーパーなどの量販店やEC販売で売れたほか、チルド飲料も商品展開の幅を広げた。
同社の売上高の内訳を見ると、直営店売り上げが65%と大きな割合を占め、卸売り収入が34%となっている。
新商品の投入や人気商品のリニューアルなど、店舗メニューの不断の見直しで新たな顧客を獲得し、リピーターを生み出し、堅調に業績を伸ばしていく「現場の強さ」が数字に表れている。
業界1位のスターバックスの国内店舗数は、2026年3月末現在で2116店。ドトールはカフェだけで比べると及ばないが、HD全体の店舗数で見ると2049店に達し、引けを取らない。
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