NECは9月2日、米Anthropicが提供する先進AIモデル「Claude Mythos Preview」(以下、Claude Mythos)を導入すると発表した。同AIモデルを活用して「社内ITシステムの脆弱(ぜいじゃく)性の早期発見」「セキュリティ対策の自動化・効率化」に役立てる。
Claude Mythosは高度なソフトウェア分析能力を持つAIモデルだ。ITシステムやソフトウェアに潜む脆弱性の発見に長けており、サイバー攻撃への悪用を警戒したAnthropicが一部の組織に限定して提供している。
同社が4月にClaude Mythosを発表して以降、先進AI(フロンティアAI)に対する脅威論が拡大。Anthropicは、フロンティアAIをセキュリティ対策に生かす取り組み「Project Glasswing」を発足。米Googleや米Microsoftなど200社以上が参画する“セキュリティ防衛連合”が、IT領域の安全性確保に取り組んでいる。
NECは今回、Project Glasswingに参画することでClaude Mythosを活用できるようになった。
同社は、ソフトウェア開発、システム運用、脆弱性管理プロセスにClaude Mythosを適用する計画だ。セキュリティ対策の品質向上を図ると同時に、AIによる脆弱性の検出方法などを評価。社内の実践で得られた知見を、自社サービスの設計や顧客支援に役立てる狙いがある。
同社は「実践的にClaude Mythosを活用し、そこで得た知見を、AIネイティブ時代のセキュリティにおける設計・ガバナンス・専門性構築に生かす」としている。
NECは4月、国内企業として初めてAnthropicとグローバルパートナーシップを締結し、社内業務への「Claude」導入を進めていた。両社の電撃的な協業発表は大きな話題になった。
ITmedia ビジネスオンラインは、NECをはじめとする国内企業とAnthropicの動向を継続的に取材してきた。反響が大きかった記事を紹介する。
NECとAnthropicの戦略的協業、その具体的な内容が決まったのは、なんと発表の2日前だという。協業内容を詰めるため、NECの吉崎敏文副社長兼COOがロンドンに飛んだ。電撃的な協業の舞台裏をのぞく。
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NECとAnthropicとの協業を発表した4日後、NECとAnthropic日本法人の両社長がITイベントに姿を見せた。対談セッションで語ったのは、協業に対する反響の大きさと、日本企業によるAI領域の戦い方だった。
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NECの森田隆之社長がグループインタビューに応えた。Anthropicとの協業、Claude Mythos登場で警戒されるサイバー攻撃への悪用リスク――こうした動向を受け、NECはいかにして「実装」の壁を越え、自らを守るのか。AI時代の防衛線と世界戦略の核心を明かす。
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NECに続いて、Anthropicとの協業を発表した日立製作所と富士通。わずか1カ月余りで国内IT大手3社が肩を並べた格好だ。各社の狙いについて、経営幹部のコメントをまとめた。
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日立製作所が、Anthropicの先進AI「Claude Mythos」のアクセス権を取得した。NEC、富士通の3社がAnthropicとの戦略的協業を開始していただけに、今回の発表は大きな注目を集めた。日立は、Claude Mythosをどう活用するのか。
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