AI応募者を見破る手段はあるのか。考えられる対策は大きく分けて2つある。
前述したケースでは、声と口の動きが一致しない、視線が不自然、会話に独特の間があるといった特徴があった。
FBIは、オンライン面接で本人確認が必要な場合、ビデオをオンにする、背景を隠させない、現在地について質問する、顔の前で手を振ってもらう、という方法を挙げている。AIで顔だけを置き換えている場合、顔の前に手や物が重なることで映像処理が崩れる可能性があるからだ。
もう一つは、本人の経験を具体的に掘り下げる質問を投げることだ。
「志望動機は?」「あなたの強みは?」といった定型的な質問は、生成AIでもそれらしい回答を作成しやすい。しかし「そのとき、あなたはなぜその判断をしたのか」「他の選択肢はなかったのか」と、当時の判断プロセスまで掘り下げると、用意された回答だけではごまかしにくくなる。
「経験したプロジェクトで、一番困ったことは何か」「あなた自身は何をどこまで担当したのか」など、一つの事実に対して質問を重ねていくことが重要だ。
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