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パナソニック「世界最軽量」のマイクロフォーサーズ機「DMC-G10」

» 2010年06月04日 17時18分 公開
[ITmedia]
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photo “LUMIX”「DMC-G10」

 パナソニックは6月4日、マイクロフォーサーズ規格に準拠したデジタル一眼カメラ“LUMIX”「DMC-G10」を6月18日より販売開始すると発表した。価格はオープンで、「LUMIX G VARIO 14-42mm /F3.5-F5.6 ASPH./ MEGA O.I.S.」の付属するレンズキットの実売想定価格は7万円前後。

 レンズ交換式デジタルカメラとしては世界で初めてタッチパネル液晶を搭載した「DMC-G2」(→世界初のタッチパネルネオ一眼、パナソニック「DMC-G2」)の兄弟機に位置づけられる製品で、バリアングル液晶は非搭載となったものの、ボディのみ重量は約336グラムと「世界最軽量」(ファインダー搭載レンズ交換式デジタルカメラとして)を実現した。

 撮像素子は4/3型 有効1210万画素 Live MOS センサーで、撮影時の映像は約20万画素の電子ファインダーと3型/46万画素の液晶モニター、2つの画面でライブビュー表示される。撮影機能として「自動シーン認識」「個人認識」「追尾AF」「暗部補正」「デジタル赤目補正」「自動逆光補正」「超解像」を複合させたフルトート機能「おまかせiA」を備えており、おまかせiAはボタン1つでオンにできる。

 おまかせiAは最大1280×720ピクセルの動画撮影時にも有効で、動画撮影時には撮像素子の中心部のみ切り出すことで解像度の劣化なしにズーム効果を得られる「動画EX光学ズーム」も利用できる。動画はMotionJPEG形式だ。

 シーンモードには、選択時に絞りを開放側へ設定するとともに任意の場所へピント合わせを行う「背景ボケ」が用意されており、ボケのある写真を気軽に撮れる。また、P/A/S/Mの各撮影モードで絞り/シャッタースピード/露出を設定する際、自動的に露出メーターが表示されるため、絞りとシャッタースピードの関係を学びながら撮影することもできる。

 サイズは124(幅)×83.6(高さ)×74(奥行き)ミリ(突起部除く)で、キットレンズならびにバッテリー、SDメモリーカード装着時の重量は約558グラム。

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