7モデルともいわゆる「ハイビジョン動画」の撮影が可能だが、よく見ると細部はずいぶん異なる。
1920×1080ピクセルのフルハイビジョン記録が可能なのかどうなのか(1280×720ピクセルの記録でも便宜上、ハイビジョン記録と呼ばれることが多い)。動画撮影中に光学ズームは使えるのか。音声はステレオか。動画撮影中にAFは働くのか固定なのか。動画モードにしなければならないのか、静止画モードでも録画ボタンを押せばすぐ撮影可能になるのか。圧縮形式とファイル形式はなにを採用しているのか。
まずはそのあたりで、どのくらい動画撮影用として実用的かをチェックしてみよう。
1280×720/30fpsのMotionJPEG動画。動画中のズームはデジタルのみで2.8xまで、フォーカスは固定。音声はモノラル。録画ボタンはなく、動画モードにしてシャッターボタンで録画する。
フルハイビジョンに対応するのはDSC-HX5VとIXY 50Sの2モデル。どちらも高速読み出しが得意なCMOSセンサー搭載機で関連する機能も充実している。フルハイビジョンにこだわらないのであれば、DMC-TZ10とFinePix F300EXRもアリ。こちらも動画機能が充実しており、ハイビジョン動画をよく撮るのなら、この4モデルから選ぶべきだろう。ただ、長時間撮りたいならファイルサイズが大きくなるMotionJPEGモデルは避けたいところ。
EX-H15、S8000、CX4のHD動画機能は他の4モデルに比べてやや劣るのは否めない。なお、IXY 50Sのジオラマ動画はかなり不思議な感覚を味わえるので必見。これのためだけにちょっと欲しくなるかも。
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