サンディスクとソニー、ニコンの3社は11月30日、プロ用次世代メモリーカードの仕様を、コンパクトフラッシュの規格策定を行っている団体である「CompactFlash Association」(CFA)へ提案したと発表した。
3社の提案した仕様はPCI Expressインタフェースを採用することで、既存のATAインタフェースを採用したコンパクトフラッシュに比べてはるかに高速な、500MB/秒(インタフェース理論値)の転送速度を持つ(CF6.0規格のインタフェース理論値は最高167MB/秒)。容量については、最大2Tバイトまでの容量増にも対応する。
高速な転送速度を持つことでRAWファイルの安定した転送が可能となるほか、新仕様は電源制御技術によるバッテリー寿命を延ばす低消費電力と、データの高速転送を両立させているという。また、製品は既存コンパクトフラッシュとほぼ同等のサイズながら耐久性を高め、新たなアクセスコントロール機能を備えたものになるという。
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