オリンパスのレンズ交換式ミラーレスカメラ「OLYMPUS PEN」シリーズのエントリーモデルとして「OLYMPUS PEN mini E-PM1」(以下、E-PM1)が登場した。一足先に発売された「E-PL3」(レビュー)の下位製品であり、一部の装備を簡略化することで、よりシンプルなデザインと操作性、求めやすい価格を実現している。
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ボディはE-PL3の基本デザインを踏襲する。グリップ部に膨らみがないフラットな形状で、レンズマウントをボディの中央寄りに配置した端整なフォルムだ。天面の角および両側面はなめらかな局面を描き、ボディの薄さを際立たせている。奥行きはわずか34ミリ。レンズを付けないボディだけの状態なら、同社のコンパクトデジカメ「XZ-1」(レビュー)と大差ない薄さと軽さだ。
E-PL3と大きく異なるのは、液晶モニタが可動式ではなく固定式であること。サイズとドット数は同じで、3型約46万画素のハイパークリスタル液晶を採用。縦横比16:9の横長な液晶のため、4:3の画像はやや小さく表示されるが、フルHDやHDの動画撮影の際は画面いっぱいに映像を表示できる。
モードダイヤルを省いたことも特徴のひとつだ。ボディ天面には、シャッターボタンと電源ボタン、外部アクセサリー用のホットシューしかなく、背面のボタンの数も非常に少ない。操作や設定が難しいという印象を与えずに、ビギナーが取っ付きやすく感じる外観のデザインを狙っている。
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