今日から始めるデジカメ撮影術
第147回 初詣と雰囲気の関係(1/3 ページ)
初詣と神社仏閣
はやいものであっという間に年末年始ですな。
小学館の日本大百科全書によると、「大晦日の晩から元日にかけては、村の氏神にこもって起き明かすものであったが、前半は除夜の鐘を聞き、後半は初詣と、二つを別々の行事に分けたのであろう」(初詣の項)だそうである。
初詣といえば、お詣りするんだから神社だろうと昔は思ってたけど、考えてみたら、明治時代に「神仏分離」とか「廃仏棄釈」なんてやらかすまでは1000年以上も寺と神社は合体してたのだ(神仏習合)。そう思えばお寺でも不思議じゃない。
今でも、神社と寺が隣り合ってる場所は多いけれども、それはもともと同じ境内にお寺と神社があったから。明治時代に分離しろといわれて分けたので不自然にくっついてるのである。
そんなわけで、鳥居のあるお寺もあるし、初詣での名所となってるお寺もあるわけだ。
鳥居のあるお寺
たとえばこんなお寺がある。
広島県にある「医王寺」というお寺なんだが、長い階段を上るといきなり鳥居が出迎えてくれるのが考えてみたら不思議な感じ。一応元旦に撮った写真だけど、お正月っぽい雰囲気ではないですな。初詣ではみんな神社へ行っちゃうから。
お寺にある解説板。平安時代の開基といわれる古刹(こさつ)。鳥居の話はなかった。残念でもこの案内に書いてある「15分ばかり上ったところにある太子殿からの展望はすばらしいものです」という一言が気になって上ってみた。
いや15分程度だからすぐだと思ってたのだが、そもそも医王寺へたどり着くために延々と斜面を登ってるわけで、正月早々、何で山道を歩いてるんだか。
こんなところを登るのである。なんか爽やかすぎる山道だ。そういうときは-1の露出補正をかけて、ホワイトバランスを太陽光にする。
するといい感じに山の中っぽくなる。
で、太子殿へたどり着いて振り返ると、確かにお正月にふさわしい素晴らしい眺望でありました。
中央に見えるは仙酔島という無人島で、国民宿舎や旅館があり、野生のたぬきも住んでる。その向こうに見えるのは瀬戸内海の島々。遠くにかすんで見えてるのは四国かもしれないが、さすがにしこまではよくわからぬ。いつもは船が行き交う海だが、正月は静かなものである。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
今日から始めるデジカメ撮影術
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
通販生活が楽天市場から撤退 迎撃ドローン関連の報道受け「企業理念に反する」
-
2
「食欲が削られる」――AIで作られた“気色の悪い飲食店メニュー”がXで物議 「実物を見たい」の声も
-
3
パイオニアのカーナビアプリ「COCCHi」終了へ 開始から約3年、累計150万ダウンロード
-
4
Ankerのスピーカーでまた発火事故 過去にも5回の火災で回収・交換中 消費者庁「直ちに使用中止を」
-
5
2.5次元アイドル「いれいす」事務所のBIツールに不正アクセス ファンの氏名・電話番号や“推し”情報漏えい
-
6
LINE着せかえ「アイコンがデフォルトに戻る」問題、対応完了時期示さず クリエイターズは「審査に時間がかかっている」
-
7
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
-
8
YouTube、再生回数のカウント基準をショート動画と同じに 収益算定への影響はなし
-
9
ライフカード、信用情報の不適切利用が判明 アイフルの顧客情報94万件超を保険営業の対象選定に
-
10
“酒を飲むと顔が赤くなる”体質は収入を左右する? 日本男性含む3000人を調査 東大などが2023年に学術誌で発表
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR