会社名が「ペンタックスリコーイメージング」となって初めてのCP+出展となるペンタックスのブースでは、マーク・ニューソン氏デザインのミラーレスカメラ「PENTAX K-01」や「PENTAX Q」の数量限定モデルなど新製品のほか、ユニークな製品が多く用意されている。
来場者の関心が高いのは、やはり新製品の「PENTAX K-01」。そのユニークな外観に、訪れた人は足を止めて見入っており、同社製品のファンらしき訪問者からは「付属の薄型レンズ(「smc PENTAX-DA40mmF2.8 XS」)は自分のK-rで使えるの?」など具体的な質問も飛び出していた。また、3月中旬より数量限定で販売される「PENTAX Q Limited Silver」もブース内に展示されている。
事前にアナウンスされたPENTAX 645D用の中望遠単焦点レンズ「smc PENTAX-D FA645 90mmF2.8」、Kマウント用の超望遠単焦点レンズ「smc PENTAX-DA 560mmF5.6」、標準単焦点レンズ「smc PENTAX-DA 50mmF1.8」、Qマウント用の望遠ズームレンズ「TELEPHOTO ZOOM」、標準単焦点レンズ「MOUNT CAP LENS」など参考展示品は一カ所に集められており、一目でチェック可能だ。
KマウントレンズをQマウントカメラへ装着するための「Kマウントレンズ用アダプターQ」については、これまで仕様の詳細が明らかにされていなかったが、説明員の話によればフォーカスはマニュアルのみ、露出は絞り優先のみが利用可能な仕様になるという。
参考展示品では、革製品で有名なファッションブランド「LOEWE」(ロエベ)とコラボレーションした「PENTAX Q」が女性の関心を集めていた。ホワイト/ピンクのツートンカラーが施されたPENTAX Qと速写ケース、Qマウントレンズを収納できるポーチが展示されているが、ポーチはLOEWEの既存製品に中仕切りを加えただけのものだ。価格や発売時期、販売形態は未定だが、LOEWE側からの販売となる可能性が高いという。
ペンタックスリコーイメージング/リコーとしてブースを設けていることもあり、トークショーなどブース内イベントは、ひとつのステージを「PENTAXセミナー」「RICOHセミナー」「PENTAX/RICOHセミナー」と時間で区切りながら共有する。イベントの概要、タイムスケジュールは同社サイトを参照のこと。
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