デジタル一眼とコンパクトデジカメ、ランキングの1位はそれぞれ前回と変わらず「EOS Kiss X5 ダブルズームキット」「IXY 420F」がキープしているものの、それ以外は細かな順位変動や思わぬ機種のランクインがあり、なかなか落ち着かない状態となっている。。
まずはデジタル一眼のランキングから見てみよう。前述の通り、1位は前回と変わらずキヤノン「EOS Kiss X5 ダブルズームキット」で、2位も「DMC-GF5 電動ズームレンズキット」とこちらも変わっていない。ただ、3位には前回6位だったニコンの「D5100 ダブルズームキット」がランクインし、10位にはキヤノンの最廉価モデル「EOS Kiss X50 EF-S18-55 IS IIレンズキット」久々に姿を現した。
EOS Kiss X50のトップ10入りは2011年12月21日〜18日集計分以来なので、ほぼ半年ぶり。発売が2011年2月であり、撮像素子の画素数(有効1200万画素)や背面液晶のサイズ(2.7型)などは最新機種に比べると見劣りしてしまうが、それでも十分といえるスペックを持っており、レンズキットでも実売3万円台で入手できる。コストパフォーマンスが評価されての再ランクインといえそうである。
コンパクトデジカメのランキングでは、前回35位だったカシオ計算機の春モデル「EX-ZS150」が9位に、前回11位だったパナソニックの「DMC-S2」が10位にとトップ10圏外からのランクインが2機種あったほか、1位をキープする「IXY 420F」を除くすべての機種がならんらかの順位変動を見せている。
ただ、キヤノン「IXY 420F」「IXY 600F」とソニー「DSC-WX100」がトップ3を占めるという構図は前回から変わっておらず、コンパクトデジカメの今夏売れ筋という意味ではこの3モデルが該当することになりそうである。
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