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「RX100が引っ張りましたね」 ヨドバシに聞く コンパクトデジカメ売れ筋モデルと最新事情(1/2 ページ)

» 2012年12月07日 14時48分 公開
[ITmedia]

 明るいレンズや大型センサーの搭載、あるいは他を圧倒する連写性能といったオンリーワンを誇る高級・高付加価値タイプをはじめ、光学10倍以上のズームレンズ搭載機、Wi-Fiによるスマホ連携機能など、さまざまな特徴を持った製品が投入されているコンパクトデジカメ。その最新トレンドと売れ筋モデルを、ヨドバシカメラマルチメディア梅田の店員さんに尋ねた。

photo ヨドバシカメラマルチメディア梅田 カメラコーナー

 「やはりスマートフォン普及の影響はありますね。スマホを持たれていることは既に前提で、そのうえでのカメラ選びとなるので“スマホカメラより高画質なもの”“Wi-Fiなどでスマホと組み合わせて便利なもの”がお客様の要望で多いですね」 そうコンパクトデジカメの状況を教えてくれたのは、ヨドバシカメラマルチメディア梅田店の林亮介マネージャーだ。その上で、実売価格帯別に売れ筋モデルは「1万円〜1万5000円前後」「2万円前後」「4万円以上」に分類できるという。では、各価格帯の売れ筋モデルを紹介してもらおう。

photo 「より高画質」な製品を集めたコーナー。富士フイルム「FUJIFILM X10」やカシオ計算機「EZ-ZR1000」、ソニー「DSC-RX100」など高付加価値・高級製品が一堂に会している
photo 「スマホと組み合わせる」をテーマに、Wi-Fi搭載カメラやWi−Fi機能内蔵型メモリカードなどを合わせて展示

 「1万円〜1万5000円前後」のモデルで人気なのは、キヤノン「IXY 430F」(実売1万6200円)とニコン「COOLPIX S9300」(実売1万4500円)。スマホカメラよりも高画質で、かつ、操作の簡単さが人気の要因だ。もうワンランク上、「2万円前後」の人気モデルは、ソニー「DSC-WX170」(実売2万1800円)とカシオ計算機「EX-ZR300」(実売2万1800円)。この2モデルは基本的な画質はもちろん、ズーム倍率が高く(WX170は10倍、ZR300は12.5倍)、タッチパネル(WX170)や快速シャッター(ZR300)と快適な撮影を実現する付加機能も搭載されている。

photophoto キヤノン「IXY 430F」(写真=左)、ニコン「COOLPIX S9300」(写真=右)
photophoto ソニー「DSC-WX170」(写真=左)、カシオ計算機「EX-ZR300」(写真=右)
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