リコーは9月5日(現地時間)、ドイツにて開催されている「IFA 2013」にて全天球撮影可能なデバイス「RICOH THETA」(リコー・シータ)を発表した。ドイツのほかフランス、イギリス、アメリカにて今月から購入受付を開始し、10月にオンライン販売される。価格は399ドル(税抜き)を基本としてており、日本での販売は検討中としている。
2012年秋のphotokinaにて参考展示した全天球レンズユニット、その技術を元に2013年1月のCP+にて撮影可能機を参考展示した「全天球カメラ」の市販化とよべるもので、独自開発された超小型二眼屈曲光学系によって、上下を含む全天球画像の撮影を可能としている。
撮影した画像は専用アプリをインストールしたスマートフォン/タブレットで鑑賞でき、指先で画像のサイズや構図、形を変えて楽しむこともできる。製品販売と同時に用意されたサイト「theta360.com」に撮影データをアップロードすることで、SNSでの共有も行える。
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