THETAは縦長のスティック状ですごく細くて小さい。横から見るとこんなである。
前後に魚眼レンズがついているため、どうしてもレンズに触れたりこすったりしちゃう。そのため、持ち歩き時は本体に付属するケースは欠かせない。
ボディはどのくらい小さいか。iPhone 5sと並べてみたので見て欲しい。このくらい小さいのである。このサイズならバッグの片隅でもポケットでも放り込んでいける。素晴らしい。
これでどう撮ると冒頭のようなパノラマを作れるのか。撮影方法は2つ。ひとつは本体のシャッターボタンを押す方法。もうひとつはWi-Fiを使ったリモート撮影だ。
基本となる本体のシャッターで撮るケースを紹介しよう。
1回の撮影で360度すべてを撮影するので、手に持って撮ると確実に自分が写り込む。撮る時は「自分が写る」ことを念頭におくべし。自分より周りの様子を撮りたいときは、ヒジを伸ばして腕を上げたウルトラマンのポーズがお勧め。初代ウルトラマンである。
このように持ってシャッターを押す。そうするとふにゅっという可愛い音がするのでそれで完了。一瞬だ。“THETAをまっすぐ持たなきゃ”ってことは考えなくていい。自動的に水平を合わせてくれるからだ。横に持ってもいい。どうせ360度全部撮れるのだから構図もあまり気にしないでいい。
撮影した写真はTHETA内で写真は合成され、このような画像に変換される。画像サイズは3584×1792。360度パノラマとしては非常に小さいので、まあそんなにディテールまでは写らない。カジュアルパノラマだ。そのかわりファイルサイズも小さくて軽いのだ。
THETA自体はモニタも何も持ってないシンプルな構造なので、そのままでは鑑賞できない。撮った写真を楽しむにはWi-FiでデータをiPhoneに転送するか、USBケーブルでパソコンと接続して転送するか、ふたつにひとつだ。本体の端子はmicroUSBで、充電もそこで行う。パソコンから充電しても手持ちのUSB電源で充電してもOK。
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