CP+のタムロンブースの目玉はなんと言っても、本会場でのお披露目が世界初となる高倍率ズームレンズ「16-300mm F/3.5-6.3 Di II VC PZD MACRO (Model B016)」「28-300mm F/3.5-6.3 Di VC PZD (Model A010)」の試作機展示だ。
「16-300mm F/3.5-6.3 Di II VC PZD MACRO」はAPS-Cサイズのデジタル一眼レフカメラ向けの18.8倍ズームレンズ。約24ミリ相当の広角から約450ミリの望遠撮影がこれ1本出可能となる。試作機では超音波モーター「PZD」による静粛性と高速AFを体験できる。
フルサイズデジタル一眼レフカメラ向けの高倍率ズームレンズ「28-300mm F/3.5-6.3 Di VC PZD」は、小型化と高画質化が特徴となる。どちらのレンズも高画質化が特徴だが、28-300mm F/3.5-6.3 Di VCはフルサイズ機ならではの懐の広さがあるとのことだった。
現在はキヤノン用のみが販売されている「SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD」の展示も行われおり、1階部分のハンズオンコーナーのほか、2階部分の望遠レンズコーナーにも展示されている。600ミリの世界は2階の望遠レンズコーナーで是非体験してみて欲しいと思う。
タムロンと言えば高倍率ズームレンズと並ぶ顔がマクロレンズ。ブース内には豊富な台数の各種マクロレンズの撮影体験コーナーが用意されている。マクロレンズの使い方や活用方法のデモンストレーションも行われており、春に向けてマクロレンズを検討している方は立ち寄ってみていただきたい。
ステージでは魚住誠一氏のポートレート撮影に関するトークショーのほか、広田泉氏によるマクロレンズ使いこなし、阿部秀之氏による高倍率レンズの解説など、レンズへの理解が深まるイベントが多数開催される。タイムテーブルは同社Webサイトを参照のこと。
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