CP+のシグマブースでは、開発発表の行われた新世代Foveon X3“Quattro”搭載「dp2 Quattro」の試作機を試せるタッチ&トライコーナーが大人気となっている。その列は木曜日の初日でも通路に面したタッチ&トライコーナーからブースの中へ折り返すほどで、待ち時間は20〜30分ほど要した。
非常にスリムなボディにグリップとレンズを組み合わせた斬新な形状のdp2 Quattroのグリップは、握ると言うよりグリップを手のひらで受け止めると言った印象だ。横幅が広いこともあり、自然に両手でしっかりと支えて撮影するスタイルとなる。
新しいQuattroセンサーに関しては、イメージデータの軽量化とダイナミックレンジの拡大に関して従来センサーよりもメリットがあるという。解像感を含めどのような写真が撮れるのか気になるところ。
QSメニューは現在の設定状態が分かる一覧表示となっていた。方向キーで項目を選び電子ダイヤルするシンプルなもの。オートフォーカスのスピードは従来機に近いものだったが、今後さらにチューニングをしていくとのことだった。
SIGMA dpのほかブース内には新製品の交換レンズ「50mm F1.4 DG HSM」、「18-200mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM」の展示も行われている。50mm F1.4 DG HSMは光学設計を一新し、解像感とボケ味のバランスにこだわったチューニングになっているという。
シグマ用・キヤノン用・ニコン用が2月21日販売開始とな「18-200mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM」は、CIPA基準において約3段半分の手ブレ補正機能を搭載したコンパクトな7倍ズームレンズ。最大倍率1:3のテレマクロ機能をもつ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR